2012年10月11日、AndrusSDRがエストニアから届いた。入金が同年6月だったから4ヶ月ぶりの納品。 おまけに何故かチョコウエファースが梱包されていたのがシュールだった。 これを使って、Thereminの電波状態の推移をプロジェクターをつかって実況したい。

これがエストニアのチョコバー。 裏には、エストニア語、リトアニア語、ラトビア語、ロシア語、英語、フランス語で成分表が書いてあった。ラム味なのでちょっと酔っ払いそうな感じ。味は可もなく不可もなく。 通関用の送り状に「Candy」と丁寧にDescreptionが書いてあるのが笑えた。

キャンディーの下にはUSBケーブルと、本体が入っていた。梱包の雰囲気から通関せず「素通し」で届いた雰囲気。 なんか、拡張出来まっせ的なパネルレイアウト。

設定中にOSが落ちまくって難儀する。DeviceManegerで表示されるUSBデバイスが4種類とかなり複雑な構造。 COMポートのリアサインとか知らない人がセットアップするのは無理っぽい。あまりに落ちまくったのでメモリーを調査するも問題は無く、アプリ側の仕切りがおかしいと思われる。

筺体上部のパネルを取り外した写真。なにげに格好良いのは、北欧デザインの流れをくんでいるから??? ちなみに、現時点ではOSXで動作しないので、使用には必ずWindows系OSの立ち上げが必要。

原因は判らないが動作が不調で、トラブルシュートに手間取る。
質問をメイルで送ったところ、程なくエストニアから回答が届く。 指摘された該当ファイルを最新のものに交換、動作は安定した。 ちなみに、YouTubeにこのファイルをアップした途端、"Derek & The Dominos, Eric Clapton-Layla (Album Version)", 音源 管理者:WMG UMG という権利関係のアラートが出た。音楽監視アルゴリズムが稼働してるってことで、結構怖い。 この時間の「ラジオたんぱ」がサボっていてノンストップで音楽を掛けている。この日はさしずめクラプトン・アワーといった趣だった。
ANDRUS SDR MK1.5の性能を、既に所有していたQS1Rと比較すると、感度は若干鈍いものの、復調能力が高いことが判った。 SDRとソフトウエアの相性はよさそうだが、PCとの接続が不安定で、USBの機械的な接点不良の影響を受け易いこと、内蔵しているUSBハブの認証が偶に外れること、以上2点が不安要因となっている。 Thereminのオシレーターの稼動状態を表示するには必要十分な性能なので、次はプロジェクターとの連携を考えることにする。

Windows7の互換の問題がUSB関連のアプリで頻発すると聞いていたが、自動的に対処はできないようだ。 アプリのPropertyから手動で互換設定を行った後は、落ちることは少なくなった。 画像はデバッグ画面。

とはいうものの、機械的な接触不良はカヴァーしきれないので、一度ラップトップを分解整備する必要がある。
購入後にファームのアップデートを行ったが、作業の準備にMicrochipのツールをインストールする必要があった。

画像は基板の詳細。

posted by yasuski at 12:30|
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